ゴルチエ

日経回廊が面白い。

言葉についてのものもひととおり全て読んだが、次に来たのがパリのモードをつくるものだったからこれがまたドンピシャで好みでも有難かった。

ゴルチエのインタビューが載っている。

オートクチュールに専念すると決めた頃、最後に六本木で買えた黒いワンピース。

どこにでもありそうな黒いワンピースなのだが、袖を通すとたちまち息が吹き込まれ唯一無二のものとなる。

息を呑む。身体がアクセサリーになったらいいのにとさえ思う。

それぞれのメゾンの担当さんから受注会だのセールだの新作だのと電話が入るのだけれども、袖を通して息を呑むっていうのはそうそう多くない。



靴を作ったり服を作ったり

歌ったり飛んだり

言葉を、言葉で夢を?、売ってる仕事にずっとついていても、

ものを生み出したり

身体で表現したりが人生には欠かせない。